前回の失敗から早4ヶ月程経ち、またCD-Rが欲しくなりました。今回は前回の失
敗をふまえてYAMAHAのドライブとB's Recorderは候補から外します。

買ったのはロジテックの外付けモデル LCW-T1210BSU で、Burn-Proof対応。
ドライブはTEAC製で、現在のところiTunesには未対応。
CD-R 12倍、CD-RW 10倍、CD-ROM 32倍速(SCSI接続の場合)。
税・5年保証込み3万5千円なり。
http://www.logitec.co.jp/goods/cdr/t1210bsu.html

このモデルの売りは何といってもSCSIとUSBの両方のポートを搭載している事で
しょう。SCSIは4400での使用を前提に、USBはiBookとWin98での使用を考え
ての事です。と言いたいところなのですが、後でMacCDRの使用許諾を読むと1台
にしかインストールできないと書いてあります。よって以下は4400についてのみ
話を進めます。

本体は電源を内蔵している事もあり、それなりの大きさです。写真では判り難いの
ですがアルミを使用した銀色のボディは放熱と見た目の良さを考えての事なので
しょうが、前面のみベージュのプラスチックを使っているので異様に中途半端で
す。デザインにこだわる人ならこれだけで購入を躊躇ってしまうでしょう。

箱を開けて気が付いた事。SCSIケーブルの端が両方ともD-subハーフ50ピン
(Winで使う事を考えれば当然ですが)なので4400に直接つなげて使う場合には
他のケーブルが必要になります。よく見ると箱にもしっかり書いてあります。ケー
ブルに関してはいくつか手持ちがあるのでそれを使います。

MacCDRは最新の4.11a(2月末現在)でもOS 9.1に対応していないので、とりあ
えずOS 9.0.4のパーティションにインストールして、OS基本とG3,CDRのみの機
能拡張セットを作りました。

MacCDRのマニュアル本はB's Recorder Goldよりは分かり易いような気はします
が、ソフト自体の使い勝手はどちらもいまひとつ。その点ではAppleのDisc
Burnerはデスクトップで簡単に使える点は大きなアドバンテージかも。シングル
セッションしか焼けないですが。

使用してみたところ4倍速で問題なく焼けました。それはもうあっさりと。前回の
失敗もあり最初はドキドキものでしたが、ちゃんと終わってみると「こんなもん
か」っていう感じです。8倍以上の速度は前回の経験からちょっと厳しいかなと思
いますが、Burn-Proofがあるので大丈夫かもしれません。でもあまりBurn-
Proofを働かせると焼きが甘くなるかもしれませんけど。

しかしTECH GIAN4月号に付いていたI'veのMP3をCDにしてみようとしたら失敗
しました。テスト書き込みをしていたのでメディアは無駄にせずに済みましたが、
どうやら一部のファイルのフォーマット形式の問題でMP3がうまく焼けないようで
す(WIndows向けの雑誌ですし、仕方ないでしょう)。iTunesもそれらのファイ
ルは認識しないし。SoundAppは認識していますが。

それ以外は特に問題は出ていません。何かあればまた書きますが、とりあえずはこ
こで終わりにします。

●3月11日
8倍速書き込みをテストしてみましたが、実質は6倍速程度しか出ませんでした。
Burn-Proofがなければ失敗になるところでしょう。

●3月19日
この機種を導入してからCD焼き初失敗しました。速度等の設定は普段と変わらな
いので、ファイルの詰め込み過ぎが原因ではないかと思います。ちょうど650MB
から700MBのメディアに変えたところなのでどの位まで入れられるのか感覚が掴
めません。

しかしテスト書き込みをしているんだから、そのくらいの事MacCDRが警告してく
れてもよさそうなものですが。別の原因でしょうか?

●3月20日
MacFixItを見るとiTunes 1.1でTEAC CD-W512EB(このモデルで使っているド
ライブです)を動かしたという記事があって、そのAuthoring Support Fileも公
開されていたので落としてみました。iTunesはSCSIドライブに未対応らしいので
次に音楽をCDに焼く機会があればiBookで試してみたいです。

●4月7日
iTunes 1.1を使いiBookで音楽CD焼きを試みましたが、書き込みソフトが見つか
らないという警告が出てできませんでした(書き込みソフトってiTunesの事じゃ
ないのか?)。どうもドライブを認識していないようなのでとりあえず諦めます。

●6月8日
以前のMP3をCDにする件ですが単にMacCDRが対応しているのが128kbps, 44.1kHz
のファイルだけだったという事でした。マニュアルに書いておいてくれぇ〜
128kbpsという点は最初に付いていた印刷されたマニュアルはもちろんMacCDR
4.11d アップデータに付いていたPDFマニュアルにもホームページにも載ってませ
ん。

なのでAIFFファイルに変換してから焼きました。すごく面倒なのであまり頻繁に
したくはないです。またiTunesの標準が160kbpsなのでMacCDRは大分時代に取
り残されている感じです。

起動CDの件もだけど標準のCDドライブがとっくの昔にATAPI接続になっているの
「標準のSCSIドライブからしか起動できません」と注意書きがある。それで
「起動CD作成可能」って・・・Toastが欲しいです。

●8月8日
ToastもB's Recorderもドライブに対応してないようなので何とかMac CDRを使
おうとしたのですがData over/under runというエラーが出るのは治まらないた
め試しにiBookで焼いてみたところ何もエラーは起こりませんでした。仕方ないの
で4400のMac CDRの方はアンインストールし、iBookメインで使う事にします。

と、思っていた矢先7月中旬予定だったPacket ManがLogitecからユーザー向け
に配布開始されました。まずは無難にiBookで使用してみましたが問題ありませ
ん。CD-Rの電源を入れてないとインストールできないという警告は出たけど、
まぁ、大した事ではありません。USB接続とはいえ最速に設定して120 MBそこそ
このデータを書き込むのに18分もかかる
のはどうかと思いますが。

本命の4400ですが、インストールすらできません。OS 9.1のボリュームに入れよ
うとしたのですが、インストーラが途中で落ちてしまいます。CD-Rの電源を付け
ていようがいまいが関係無し。

iBookからPacket Manのコンパネ(Aplix CD-ROM機能拡張は既に入っている)
を移して使おうとしましたが、使えませんでした。某所で4400固有の問題があっ
て使えないという情報を仕入れていたんですが、どうやら本当のようです。Aplix
にはこの話は行っているようですから対応のアップデータが出るまではiBookで使
うしかないでしょう。もし4400で動かした人がいたらコツを教えて下さい。

●9月18日
AplixからPacket Man 1.0.5アップデータが出たのでiBookの方でアップデート
しようとしたのですが、できませんでした。インストールが終了したと言って強制
再起動させられたというのにアップデートはできていませんでした。Logitec版は
できないという事でしょうか。


●おまけ:USB接続で4倍で安定して焼けるかどうか2つの店で質問したところ、共
にBurn-Proofなしでは厳しいという返事が返ってきました。ネットで少し調べた
ところでも4倍で失敗したという話も聞きますので、USBのBurn-Proof(又は
Just Link)なしのCD-Rドライブを買う場合は2倍で焼く覚悟が必要なようで
す。

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