内蔵HDD交換

    デジカメでもあれば写真を入れてメリハリが効くんでしょうが
    あいにくと持ってないので文章だけです。それでもいいという人はどうぞ。


  • 増設理由

    HDDの容量は2GBでは足りずMOのディスクがけっこうな数になっていた。
    直接的には日経マック5月号の特集を読んで増設したくなった。

  • 事前準備
    まず、4400の筐体を開けてみるとQuantumのハードが入っていた。
    これを交換する事にする。
    SCSIという選択肢も一瞬頭をよぎるがIDEの圧倒的なコストパフォーマンスの前にKO負け。

    不安点は2つ。既存の電源ケーブルとIDEケーブルを流用して問題は無いのか?
    初心者的な疑問だが実際にドライブの交換は初めてなので仕方ない

    Ultra-ATA/66対応のケーブルを買ったところでATA-3につなげるのだから
    意味が無いような気はする。新しいHDDには下位互換もあるだろうし。

    電源ケーブルに関しては同じQuantumのハードを買う事でトラブルの危険性を
    減らす事ができるかも。

    他の人のページを見ても特に気を付けた感じは無いので多分大丈夫なのだろう。

    Quantumにした理由はもう一つ、PC-DIY誌5月号のIDEハード特集で比較してあった
    HDDの中でQuantum Fireball lct10,lct08シリーズが最も動作音が静かだったという
    点が気に入った。回転数は5,400rpmでOK。

    追加:IBMの製品はハンガリー製にトラブル多しの噂が(未確認情報)


  • 秋葉原をさまよいHDDを探す
    コストパフォーマンスから考えて20.4か26GBだが大きい方が良かろうという事で
    FBLA26000A(26GB)を俺コンハウスで17,010円(税込み)で買う。
    一年間の保証付きだが、Macで使うので多分保証してもらえないだろう。
    本当はもうちょっとだけ安いところがあったのだが他店の価格を見ているうちに売り切れてしまった。
    「安いパーツは一期一会」という伝説は本当であったか。

  • 交換
    HDDの交換は簡単。既存のHDDの電源ケーブルとIDEケーブルを引っこ抜き
    固定台から外して新しいのに取り替えてまたケーブルを挿すだけである。
    交換は自己責任でお願いします

    本当はマスターかスレーブの設定をしなければいけないのだろうが
    設定の書かれたシールがHDDに貼ってないのでわからない。
    この辺がバルク品のデメリット
    だろうか。
    でもマスターにするのでデフォルトで大丈夫だろうと思い、つなげてみたら認識した。
    「いいかげんだなぁ。これで認識しなかったらどうするつもりだよ」
    と自己ツッコミをいれてみる。


    追加:その後HDDに直接書いてある事が判明。シールが貼ってあるという先入観があったので
    気が付かなかった。

    以前のものは「カリカリカリ」といった感じの高音がしてたがそれに比べて
    滑らかな印象がする。「スルスル」という感覚。もちろん、動作音も小さくなった。
    でもマシン全体としては前面のファンがけっこううるさいのであまり意味はないかも。

  • OSインストール
    とりあえず標準のドライブ設定で大丈夫のようだ。ダメだったらB's crew liteを
    使おうと思っていた。
    OSのCDから立ち上げてHDDを初期化しようとすると・・・拡張フォーマットが
    選べない。しまったぁ、このCDは8.0だった。(拡張フォーマットは8.1からなのを忘れていた)
    せっかくの大容量ディスクなのに拡張フォーマットを使わないでは効率が悪すぎる。
    とりあえず5つにパーティッションを切って一つに8.0を入れて8.1にアップデートした。
    残りのパーティッションはそこから立ち上げた後で拡張フォーマットにした。

    まずドライバーの類を入れて、アプリケーションのインストール。
    その後でメールやbookmark等をMOから戻して完成。
    と書くと簡単そうだがけっこう手間取った。



    数字にも出ているが体感でもそこそこ速くなった気がする。満足。
    しかし容量が大きくなったという事はディスクが死亡した際に道連れになるデータも大きい
    という事なのでこまめなバックアップはやはり欠かせないだろう。

    ちなみに今まで使っていたHDDは友人のPerforma6260(HDD:800MB)にドミノ移植する予定。

  • 3日目
    突如として電源(かな?)の音がうるさくなる。元のHDDに戻しても音は戻らない。
    4400掲示板で相談してみたがその辺の事に詳しい人がいるかわからないので、最悪の場合を考え
    データのバックアップをとる。
    とりあえずはHDDは古い方に戻して使ってみる。

  • 4日目
    昨日程大きい音は出ないが以前に比べると大きい気がする。
    新しいHDDが電気を食うので電源容量が足りなくなったのかと思いQuantumのサイトに行きHDDのスペックを調べる

    FBLA26000A(新)FireballST(旧)
    動作時(W)8.511
    アイドル時(W)56
    ピーク時電流
    (mA on +5/+12V)
    700/1,700700/1,700

    新しい方が低いのでこれで電源容量が足りなくなったと考えるのもおかしい。
    そもそも新しいHDDそのものはちゃんと動作していた。

    G3カードの機能拡張が読み込めない場合があるのでHDDとの相性問題?
    そんなのあるのかな?

    Macintosh トラブルニュース のこのページが参考になるかも

    Booster604eと電源ユニットの関係。4400に可変ファンが組み込まれているかどうかは不明だが
    G3カードが電力を消費するために電源のファンの冷却能力が追いつかなくなったという可能性は
    あるかも。気候も暖かくなってきたし。

    しかしそれなら他の4400にも現れる可能性が大きいのでこのマシンだけに起こる理由が無い。
    特別暑い地域に住んでるわけでもなし。
    しかしまだこの4400+Vpowerの組み合わせで夏を越した事がないのではっきりとはわからない。
    単に電源の寿命が近づいて、能力が落ちただけなのかもしれない。

    何にしろ私の知識ではこれ以上の事はわからないのでお手上げ。
    今回の授業料:17,010円なり。
    としてしまうにはあまりにももったいないので有効利用の方法を考える。

    1.外付けのユニットを買ってきて外付けのHDDにする
    2.DOS/V機に入れる(ちゃんと接続等できるか不安だし、マザーが古いので容量制限にひっかかりそうな気がする)
    3.個人売買で売ってしまう(HDDそのものには問題は無い・・・と思うけどトラブルが起こったときが面倒なので止めておく)
    4.友人のPerforma6260に入れてみる(動作するだろうか?)

  • 6日目
    Mactreeのメーリングリストのログを検索してみると、関係ありそうなのが一件だけ。
    「電源のファンのあたりから異音がするので掃除したい」とある。

    結果は書いてないのでこの処置が適切なのかどうかは判らないが、掃除はしないよりした方がいいだろう。
    ひょっとしたら埃が溜まって不具合が起きているという可能性もあるかもしれない。
    次回ショップに行ったらエアースプレー他掃除グッズを見てみる事にする。

  • 7日目
    店に行ってスプレーを買う。 「規制対象外フロン・オゾン破壊係数ゼロ」とでかでかと書いてあるわりには
    注意書きのところに「温暖化に影響するので必要以上に使わない事」とあるのはなぜだろう?
    規制の対象だろうが対象でなかろうが温暖化に影響あるのならあまり頻繁に使うわけにもいかないだろうが
    今回だけは許してくれ。

    HDDを新しい方に交換。また異音が大きくなる。
    とりあえず電源とマザーの基盤の上をスプレーする。
    電源は特殊な工具が必要で分解できなかったので排気穴から差し込んだ。

    その後に立ち上げてみると・・・異音が小さくなった。これは効いてる。
    またしばらくスプレーすると以前の音と変わらなくなった。
    いや、HDDの動作音が静かな分だけ全体的にも静かになった感じがする。
    少なくとも2〜3日は様子を見てみないと判らないけど、たぶんもう大丈夫だろう。

    疑って悪かった、FBLA26000A。
    おまえは電源の異常を早めに知らせてくれたいいヤツだったよ。
    おまけにHPに書くネタまで提供してくれたし(苦笑)。
    そしてありがとう、Mactree ML。

    また、長々と続けてきたHDD交換記につきあって下さった方、ありがとうございました。


  • 2001年11月14日
    ここ数日4400からやけに甲高い騒音がするのでつい電源を疑ってしまったのです
    が、真犯人はHDDだったようです。壊れる予兆のようなので緊急にバックアップを
    とり、新しいHDDを入手。買ってからまだ1年半ですが最近のIDE HDDはコストダ
    ウンが徹底しているせいか耐久性は望むべくもありません。1年保証だったので保
    証は半年前に切れています。

    HDD事業から撤退した富士通製の5,400 rpm 20GBで流体軸受けモデル。とにか
    く動作音の小さなものを・・・という事で選びました。本命はSeagateのU5シ
    リーズだったんですが、今日行った店に無かったのと、他の店に行く時間が無かっ
    たので。仕事帰りでは何件もの店をハシゴしてじっくり選ぶ気力もありませんし、
    急を要するので週末に秋葉原でじっくり選ぶという悠長な事もできません。容量は
    前の26 GBで十分だったというか使用頻度の低いデータがCD1枚分できるとRに焼
    いて消していたので容量はそんなには要りません。

    実際に動作させてみると、これまでがうるさかった事もありますがすごく静かで
    す。本当に動作しているのか不安になるくらい。もう4400の前面と電源のファン
    の音しか聞こえてきません。

    MacLife付属のHOLON Linuxは入らないらしいので、とりあえずLinux PPCを入
    れられるようにパーティッションを切りました。今はちょっと暇がないのでまた来
    月の中旬を過ぎたらチャレンジしたいかな〜と思います。が実際にするかどうかは
    その時次第。

  • 2001年11月15日
    ふと思ったのだがこれまで電源から異音が出ると思ってきたのは全部HDDが原因で
    はなかろうか。だとするとQuantum FBLA26000Aは買ったときから変な音が出
    ていた事になる。でもそれを疑って古いHDDに戻したときも変な音は出ていたし、
    結局真相は不明という事になるのだろうか。

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