HDD用語の基礎知識

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Level1

IDE(ATA)
HDD(だけではないが)のインターフェース規格の名称
4400はATA-3という規格で、転送速度は16.7MB/s (理論値)

rpm
1分間あたりの回転数
この数値が大きい程高速なドライブという事になるが、発熱や動作音も比例しやすい
7200rpmのHDDはATA-3では性能を活かしきれない模様
5400rpmなら活かしきっているのかどうかは不明(ドライブの個体差もありますが)

シークタイム
データを探すまでの平均時間で単位はms
この値が小さい程高速

バッファ
キャッシュとも言い、大きい方が良いがそれを使うアルゴリズムにも大きく左右される
ローエンドのものは512KB, 高速なものは2MB積んでいる事が多い

パーティションを切る
HDDの領域を複数のボリュームに分割する事
便宜上複数のHDDがあるように見える

HFS Plus(Mac OS 拡張フォーマット)
大容量のHDDを効率良く使うための規格
OS 8.1から採用
最近の大容量HDDを使うには必須
http://asep.apple.co.jp/tn-bin/tn.old?TNNO=0246

Level2

Ultra DMA(ATA)/66
現在標準の規格で名前の通り(理論上は)66MB/sのスピードが出せる
そろそろATA/100のHDDも増えてきたが、4400で使っても特に問題は無いはず
今のところ普通に手に入るHDDの大半はこの規格だが4400のATA-3で使っても問題は無い
但しHDDの速度がATA-3の転送速度を越える場合は高速なインターフェース・カードを使用しないと性能を出せない

プライマリ・セカンダリ
普通のマザーボードはプライマリとセカンダリという2系統のインターフェースを持っている
4400も持っている

マスター・スレーブ
一つのインターフェースにはマスターとスレーブという2台のドライブを接続できる
設定はHDDのジャンパピンで行う
但しスレーブ設定ができるようになったのは初代G3の後期モデルからなので4400ではできない
そのためインターフェース・カードを増設しない限りはプライマリ・セカンダリに1台ずつしか接続できない

プラッタ容量
ディスク1枚あたりの容量
同じ回転数でもこの数値の大きいHDDの方が高速

Level3

RAID
複数のドライブをまとめて一つのドライブのように使う
高速性・安全性が特徴

RAID-0(ストライピング)
一つのデータを複数のドライブに分割して書き込み、高速化を図る
当然一台でもHDDが壊れると全てのデータが読めなくなる

RAID-1(ミラーリング)
一つのデータを複数のドライブにそれぞれ書き込む
常にバックアップをとるようなものなので、一台のHDDが壊れてもデータは残る

2.1GB制限
初期のWindows95(OSR1)で起こる
一つのパーティションの上限が2.1GB

8.4GB制限
E-IDEの規格の上限値
古いマザーボードを積んだWindowsマシンで起こるがBIOSのアップデートで解決できる
BIOSアップデートをしなくてもHDDメーカーが配布しているソフトを使えば解決する
4400には関係ない

136.9GB制限
現在のATA規格の上限のようなのでMacにも関係あるかも?


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